三山精機の革新的技術
金型プレス加工の最先端を歩むために
弊社独自の先進加工技術を磨き続け
【ものづくり日本】に貢献いたします。
三山精機では、ご発注者様からの製品製造の御依頼の際、超精細・複雑化・高精度・大量生産などの多岐にわたるご要望にお応えする為、弊社独自の製造技術を生み出してまいりました。
両立が困難と思われる複数の御要望を実現する為には、一般的な製造工程の常識を踏まえた上で、全く新たな方式を導き出す柔軟性も必要となっております。
プレス金属加工の常識にとらわれず、弊社で試行錯誤の中から開発いたしました製造方法のノウハウの一例をご紹介させていただきます。
例1
省資源を実現するプレス内搬送工程用の新精密金型技術
現在、自動車業界において軽量化やコスト低減が課題となっております。
従来より公差が10μオーダーになると自動生産が難しいとされていた特殊形状の成果品を大量生産することで、部品の低コストと短納期を可能となります。
三山精機ではこれらの課題を克服するための少プレス工程での精密金型加工を可能にする新技術を開発いたしました。
例2
プレス技術の高度化による極細穴加工技術
当社では今までも革新的なプレス加工を行ってまいりました。その一部である金型技術は平成18年に中川威賞を受賞しております。
プレス技術をリードしていく新技術開発を行い、穴加工でもクランクプレスで金型の技術により、φ0.5㎜ 板厚の1倍までの実績を持っております。
この実績を超えるべくプレス加工の常識を破り、プレス業界に革新的な超微細穴加工を実現するため試作開発中です。今までに無い微細・高精度化した穴加工を低コストで多量生産を実現する新技術を開発しています。
例3
新加工法・複合プログラムの開発
パルスモーションの細かな上下運動で厚板にパンチ径の1/3程度づつ穴を深め、コイニング・繰り返し・プログラムモーションを使い、下死点で停留・加圧により下死点位置を徐々に下げ続け、最終的には穴を開ける技術を開発いたしました。
例4
次世代精密制御部品の精密かつワイドなプレス加工技術
ある部品製造の際、5種類の試作単発工程でもうまく行かず切削とプレス単発加工の併用で対応しておりました。
従来では加工不可能と言われていた、精密加工と多種製品を1つの金型で行える開発を行い、多品種、大量生産を実現いたしました。
例5
穴あけ加工まで完結する順送型加工の開発
同時多数箇所、多数方向の穴明け加工を可能にする、小型でスプリングレス(スプリング無し)の特殊な機構を持つ超精密カムと超精密順送金型を開発いたしました。